MENU

ボロニーズを飼う初心者に教えたいトイレ環境の作り方

  • URLをコピーしました!

初めて室内で小型犬を飼うときに困るのが、トイレ環境の作り方です。

トイレの場所は各ご家庭によって異なりますが、この記事では初めて室内小型犬を飼い始めた私が、実際にトイレの場所を決めて犬が覚えて落ち着くまでの話をしたいと思います。

目次

飼い方別!トイレの場所の決め方

まず、トイレの場所を決める前に飼い方によってトレイのさせ方が変わってきます。

トイレトレーを入れたケージ飼いにするのか、それともクレート飼いをしてトレイのときだけ外に出すのか、あるいは室内放し飼いにするのかによって異なります。

■飼い方によるトイレのさせ方と最適な場所

  1. トイレトレーを入れたケージ飼い→ケージ内
  2. クレート飼いでトイレ時のみ外に出す→専用トイレスペース
  3. 室内放し飼い→トイレトレーを複数設置

トイレトレーを入れたケージ飼い→ケージ内

ブリーダーさんのお話によれば最初はトイレトレーを入れたケージ飼いなど寝床とトイレが近い場所の方が良いとのことでした。

我が家の愛犬はブリーダーさん宅でトイレのしつけ済みだったのですが、それでも子犬はまだ100%トイレの場所を覚えていないため、いきなり放し飼い状態にしてしまうと場所がわからず失敗することがあるということでした。

それはそうですよね、まだ生まれたばかりでやっとブリーダーさんの犬舎の環境になれたばかりだというのに、生後3か月ほどでまた別の飼い主の家に行き違うトレイの場所を覚えなければならないわけですから、トイレを失敗してしまうのは仕方のないことです。

寝床とトイレが違い場所にあった方が良い理由はドッグトレーナーさんのYouTube動画によると、寝床とトイレまでの距離が長いとトイレに到着する前に間に合わないケースもあるからだそうです。

ただ、ケージ飼いの難点はどうしても犬がウンチを踏んでしまったり、おしっこをしたトイレトレーの上で寝てしまったりするんですね。

ですのでうちは次の方法を選びました。

クレート飼いでトイレ時のみ外に出す→専用トイレスペース

私の家の場合ですが、飼い方は普段はサークルで囲われた中のクレートに入れておき、数時間おきに犬を出してトイレをさせる方法とっています。

トイレの場所は専用のトイレスペースを作りました。

犬のトイレについて注意したいのは、子犬がトイレを我慢できる時間は月齢+1時間です。

なので生後3か月の子犬がトイレを我慢できる時間は3+1=4時間です。

つまり4時間おきにトイレに行かせる必要があります。

なので、夜も朝も関係なく起きて犬をトイレに行かせるわけですが、ちゃんとしつけるために頑張りました。

これであれば、ケージ飼いのようにウンチを踏んでしまうなどの問題がありませんでした。

3~4時間毎に出してあげれば、クレート内で用を足してしまうこともないです。

ただ、私は自宅で仕事をしているため日中も犬の世話をできるのですが、一人暮らしや共働きの方は数時間おきに犬をトイレに行かせるのは難しいと思います。

なので、1番目に紹介したトイレトレーを入れたケージ飼いをするのが一般的です。

室内放し飼い→トイレトレーを複数設置

犬が室内を自由に行動できる飼い方です。

ただ、先ほども説明した通り、生後3か月ほどの子犬の場合、行動できる範囲が広すぎるとトイレの場所をちゃんと把握するのが難しくなり、部屋の至るところで用を足してしまうこともあるそうです。

そのためブリーダーさんによると放し飼いをしたい場合は、まずトイレの場所でちゃんと用を足せるようになったら、もう1つトイレトレーを用意すると良いとのことでした。

確かにそうすることで失敗する機会が減りますよね。

トイレトレーを購入する

トイレトレーについて検索すると色々なタイプがあることが分かります。

一番最初に購入したタイプはゴム製の敷くタイプでした。これはトイレトレーの高さが苦手な老犬や足の病気のワンちゃんに負担がかからないように平らになっています。

私の子犬なのでなるべく負担のないタイプにしようと思い購入しました。

置いた場所はサークルの端っこをコの字型に区切り、トイレスペースと決めたところです。

うちの犬はトイレを場所をちゃんと覚えていたのでスムーズに使えたのですが、ある問題にぶち当たります。

犬が遊んでトイレを荒らすようになる

平べったいタイプは使いやすかったのですが、犬がトイレシートを嚙んで破ってしまったり、走り回ったときにトイレトレーの上に乗ってしまうなど、トイレが荒らされてしまうようになりました。

常に見ていればいいのですが、子犬のときはすぐにフンを取らないのと食べてしまうことがあります。

またそのままにしたフンを踏んづけてしまい、部屋も汚れてしまうなど、衛生的に良くありませんでした。

そこで、何かいい方法はないか試行錯誤したところ、“専用トイレスペース”を設けることにしました。

ケージを購入してトイレ専用個室を作る

サークルの端っこをトイレスペースとしていましたが、犬が走り回ったときにトイレスペースにも入ってしまうため次に考えたのが、新たにもう1つケージを購入しトイレ専用スペースにしました。

要するに個室トイレを作ったのです。

人間が生活するスペースは狭くなりますが、2頭いるためトイレをする回数も多いので仕方ありませんでした。

ケージをまるまるトイレスペースにすることで、用を足した後、すぐに扉を閉めることができるので犬がフンを食べてしまったり片付ける際に焦らなくて済みました。

ただ、ここでまた問題が生じます。

トイレの位置を変えた

ケージをトイレ専門スペースにして初めは良かったのですが、2頭で走り回った際、1頭が専用トイレの中にも逃げ込むようになりまた荒らされるようになってしまいました。

そこで、今度は犬同士が走り回っても逃げ込みにくい位置に向きを変えることにしました。

犬が入口にダイレクトに入らないように向きを横方向ではなく縦方向にすることで、ほぼ犬が逃げ込むことが無くなりました。

最後に

ワンちゃんによってはチワワなど室内小型犬であっても外でしかトイレをしない子もいます。

ですが、室内でトイレをさせる予定なのであれば室内のトイレの環境づくりは大切です。

しかも犬専用の部屋で飼育する場合はまだ良いのですが、飼い主さんと食事も一緒のスペースで飼育する場合は衛生面も考慮することも重要です。

室内犬の飼い方は各ご家庭によって違うので、トイレの設置場所も当然変わります。

トイレ環境の作り方についてずっと紹介してきましたが、うちは1発で最適な場所は決まりませんでした。

試行錯誤になると思いますが、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても最適なトイレ環境を作るための参考になれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次