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ボロニーズを飼うときにやってはいけない5つのこと

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初めて室内小型犬を飼う人にとって愛犬がお利口さんに育つにはどうしたらいいのか?嚙んだり吠えたり手の付けられない子に育ってしまわないかとても心配だと思います。

現在、私は生後7ヶ月のボロニーズの姉妹を飼っていますが、「室内小型犬を飼うときにやってはいけないこと」をネットや動画、書籍で勉強して実践した結果、問題行動のないとてもいい子に育っています。

そこでこの記事では、実際に私が守った「ボロニーズを飼うときにやってはいけない5つのこと」を紹介したいと思います。

目次

ボロニーズ飼育でやってはいけない5つ

  1. 放し飼いにする
  2. 言葉で叱る・手を挙げる
  3. トイレのしつけをしない
  4. 甘噛みしても放置する
  5. 社会化のしつけをしない

放し飼いにする

まず、やってはいけない1つ目として犬を放し飼いにすることです。

なぜ放し飼いがNGかというと、犬は自分が外敵から守れるテリトリーがあって、あまりに広すぎると本能的に落ち着けません。

またもう1つの理由として、自分が家族の中で一番の存在(リーダー)になろうとする性格の子もおり、飼い主の言うことを聞き入れにくくなるケースもあるようです。

うちは災害時にも困らないようにトレーニングも兼ねて寝床をクレート内にしているのですが、

私が実際に飼育して感じたのは、やはり人の動きが気になるのが常に私たち家族が見える場所にいると、ゆっくり落ち着ていられない気がしました。

寝ていてもすぐに起きてしまったり、かまってほしくてクレートの扉をガチャガチャしたり吠えたりと、せわしない、、、

なんだか常に人間のそばに居る方が幸せだと思っていましたが、逆に可哀想な気がしましたね。

そのため、部屋の隅にクレートを置き、犬を出さないときはクレートに布をかぶせることにしました。

結果、人間の動きが見えないので騒いだりする回数もほとんど無くなり犬がゆっくり休めるようになりました。

言葉で叱る・手を挙げる

これは飼う前に犬の行動学を勉強していないと、ほとんどの初心者がやってしまう行為だと思います。

一番分かりやすい例が、トイレを失敗してしまったときに「コラ!ダメでしょ!」と言葉で怒ったり、手を挙げてしまったりなどです。

基本として覚えておいてほしいのは犬は言葉を理解できないということです。

その代わり、行動や動作を覚えることができます。

例えば、「おすわり」の教え方は、おやつを犬の頭上に持っていくことで犬は必然的に座る体勢になります。この時におやつを与え褒めます。

そうすると犬は飼い主が自分の頭上におやつを持ってくる行動をした時に座ればおやつがもらえることは理解できます。

そして、繰り返しトレーニングすることでおやつが無くても飼い主の動きを察知して行動できるようになります。

また教えるときに言葉だけでなく同時に、人差し指を上に挙げたら「おすわり」下に下げたら「ふせ」など動作も覚えることが出来ます。

このように犬は言葉自体を理解しているわけではないので、いくら飼い主が「なんでわからないの!」と怒鳴ったところで“恐怖”は感じますが、「はい、わかりました!」とはなってくれません。

なので、言葉が伝わらないからといって絶対に怒鳴ったり、手を挙げてはいけません。

トイレのしつけをしない

室内でトイレをさせるしつけをしておかないと、台風のときも外に散歩にいかなければなりません。

まぁレインコートを着ていけば問題ないのですが、一番困るのは、ケガをしたときや老犬になって病気等であまり動けなくなったときです。

私は小型犬を飼う前はボルゾイ(♀)という大型犬を飼っていたのですが、8歳のときに左足が骨のガンである骨肉腫になり立ち上がるのも大変でトイレをさせるのが大変だった経験をしています。

二人かがりで犬を起き上がらせ支えながらトイレをさせる感じでした。

なので、できれば室内でトイレをさせるしつけをすべきだと思います。

トイレのしつけをしない例として部屋中にトイレシートを敷き、犬がどこでおしっこをしても良いようにするなどありますが、

当然犬が走ったり歩いたりしたときにシートはズレますし、そのようなことで苦労するのであれば、初めからちゃんとトイレトレーでできる訓練をした方が効率がいいです。

甘噛みしても放置する

これも実体験ですが、私はかつて中型犬のシェトランドシープドッグ(♂)も飼っていたことがあるのですが、子犬の頃に甘噛みしても、痛くないので放置していました。

むしろ嚙ませてじゃれあっていました。当時は私も子供だったので犬のしつけに関してまったく無知だったこともあり、成犬になったときに他人に噛みついてしまうようになりました。

結果、家族以外の人に触ってもらうことはできず彼には可哀想なことをしました。

その経験もあり、ボロニーズを飼ったときには甘噛みをしたときは必ず嚙ませる用のオモチャやガムを与え、人間に噛みつかせないトレーニングをしました。

1種類だと犬も飽きてしまうので2種類を使ってやりました。

そのおかげもあり、生後7ヶ月の現在では人間に対する甘噛み行為は一切しなくなりました。

社会化のしつけをしない

犬の社会化のしつけをしないとこんな問題行動が起こります。

  • インターホンが鳴るたびに吠える
  • 掃除機をかけている間ずっと吠える
  • 他人に吠えたり噛みついたりする
  • 他の犬に吠える、ケンカをしかける
  • 車やバイクを見ると追いかける

などです。

犬の社会化とは「人間社会の刺激に慣らすこと」です。

例えば、

  • インターホンの音に慣れさせる
  • 掃除機の音に慣れさせる
  • 他人に吠えない、触らせる
  • 他の犬に吠えない、ケンカをしかけない
  • 車やバイクを見ても追いかけない

など、人間社会で生じる様々な刺激に遭遇しても大人しくお利口でいられることです。

詳しい犬の社会化についてはまた別記事でお話しますが、私たち飼い主さんが初めに社会化のしつけをしなければならない時期は生後3か月目からです。

親兄弟と離れて飼い主さんの元に来る頃です。

私たち人間もそうですが、初めて体験することに対しては緊張したり、慎重になりますよね。それと同じく子犬も飼い主さんの元に来て、見るものすべてが新しいことばかりで不安です。

そのため

  • 家族以外の人に積極的に触ってもらう機会を作る
  • 掃除機の存在に慣れさせ徐々に音にも慣らす
  • インターホンを鳴らして鳴ったのと同時におやつを与えて「インターホンがなると良いことが起こる」ことを覚えさせる

など社会化のしつけをする必要があります。

まとめ

■室内小型犬飼育でやってはいけない5つ

  1. 放し飼いにする
  2. 言葉で叱る・手を挙げる
  3. トイレのしつけをしない
  4. 甘噛みしても放置する
  5. 社会化のしつけをしない

この記事では、実際に私が守った「室内小型犬を飼うときにやってはいけない5つのこと」を紹介したてきました。

初めて室内小型犬を飼う人にとって、お利口なワンちゃんに育ってもらたいと願うと同時に具体的に何をどうしたら良いのか?わからないことばかりだと思います。

自己流でしつけをして万が一失敗したらどうしようという不安もありますよね。

今回、ご紹介した内容は一般的にネットや動画、書籍で言われている「やってはいけないこと」を実践した結果、私がちゃんとやっておいて良かったと実感していることです。

正しい具体的なやり方に関しはYouTube等、プロのドッグトレーナーさんが解説してくれているので、参考にしてみてください。

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