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ボロニーズの多頭飼い|2頭飼って分かったメリットデメリット

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ボロニーズをこれから2頭以上飼うことについて悩んでいる方、既に2頭以上飼っていて悩んでいる方、

実際にボロニーズを2頭飼育をしている私がメリットデメリットについてお話します。

※尚、メリットデメリットという表現はあまり好きではありませんが、分かりやすくお伝えするために使用しています。

目次

メリット

  • 犬同士で遊べる
  • 寂しくない
  • にぎやか

犬同士で遊べる

多頭飼いの最大のメリットはワンちゃん同士で遊べることです。

1頭だと家にいるときは人間とだけしか遊べません。

もちろんそれでも十分幸せだと思いますが、犬同士でしか遊べない遊び方もあります。

走り回ったり、取っ組み合いをしたりなどですね。

ただ、多頭飼いでうまく行く大前提は、犬同士の仲が良いことです。

うちのボロニーズは同胎の姉妹ということもあり、基本的に仲が良いです。

ガウガウとじゃれ合うことはありますが、歯をむき出してケンカをすることはありません。

姉と妹の関係性をそれぞれが理解しているのか、助け合って生きているような気がします。

寂しくない

犬に聞いてみないとわかりませんが、多頭飼いのメリットとして1頭で留守番をすることがありません。

ケージをそばに置いているので、犬もお互いの存在を確認できています。

ですので、お留守番によって分離不安になる可能性は少ないのでは?と思います。

うちは見守りカメラを設置し、外出先からでもスマホで動画をチェックできるようにしていますが、

寂しくてずっと吠えっぱなしということは一度もありません。

だいたい、2頭とも寝ていることが多いですが上手にお留守番できています。

にぎやか

これは犬もそうですが、飼い主である私たち自身がにぎやかに感じます。

吠え声も2頭分になりますし、ご飯を食べるときや人間の帰宅時などはとてもうるさく騒ぎます。

人間の子供と同じように1人よりも2人、3人と増えれば世話も大変になりますが、

その分、賑やかなことにより楽しいことも多くなる気がします。

また多頭でも飼育する犬種が1頭ずつ異なれば、色々な面が見られるのではないでしょうか。

そういった意味で多頭飼いの良い面はあります。

デメリット

  • 常に平等にしなくてはならない
  • お世話が2倍、3倍大変になる
  • お金がかかる

常に平等にしなくてはならない

気を付けていることは常に、平等にしないといけないことです。

エサをあげるタイミングもなるべく同時に行っています。

うちの場合は年齢も同じ姉妹なので平等に接しますが、

やはり一方を撫でているともう一方が割り込んでくるなど、やきもちを焼きます。

なので、既に先住犬がいるところに新しく子犬をお迎えする場合は、子犬以上に先住犬をかわいがってあげた方が良いですね。

お世話が2倍、3倍大変になる

多頭になればお世話する量も増えるので体力的にも精神的にも大変です。

例えばトイレですが、犬も2頭同じくらいのタイミングでトイレトレーに向かうため、まめに片付けてあげる必要があります。

具体的に言うと、1頭目がした小の跡を2頭目が踏んで足が濡れてしまったり、大をするスペースが無くトイレ外でしてしまったりなどです。

また、お散歩も大変になります。

我が家では散歩は2頭引きのリードを引っ張っていくのですが、それぞれ我先にと競い合って歩くため結構大変です。

不思議なもので1頭ずつ行くと人間の横に付いてゆったり歩くのですが、2頭並ぶとダメですね。

完全に犬ぞり状態です。

他に、どちらか一方が吠えるともう一方も連鎖して吠えたりします。

ただ、これに関してはうちのボロニーズだけに当てはまることなので、物音がしても全く興味を示さない子もいると思います。

お金がかかる

当然ですが、1頭より2頭、3頭、、、と数が増えるほどお金はかかります。

餌代やトイレシート代等々、1頭のときよりも多くなります。

ただ、これらはある程度予測ができます。

しかし、多頭飼いのお金に関する盲点は病院代、治療費です。

というのは、1頭目の子が元気でほとんど動物病院に行ったことがなかったとしても、2頭目に飼った子が必ずしも健康体ではないこともあるからです。

犬には人間と同様の健康保険がありません。

ペット保険も全額降りるわけではなく、先天性疾患の場合は全くでないこともあります。

「でも、それは老犬になってからの話ですよね?」

という声もあると思います。

確かに保険会社のデーターなどを見ると、幼齢期で大病を患うはケースは少ないですが、ゼロではありません。

生後数か月でも命にかかわる病気を持っている子もおり、毎月数万円治療費がかかっているケースもあります。

そういうリスクがあり、他人事ではないことを自覚してから多頭飼いを決めて下さい。

多頭飼いは相性が大きく左右する

多頭飼いをする際、おそらくほとんどのケースが先住犬がいるところに新たに子犬をお迎えするケースだと思います。

同時に2頭以上飼う方が少ないでしょう。

現在、我が家にはボロニーズ姉妹の他にも別に姉妹の犬が2頭いるのですが、彼女たちは同胎の誕生ではありません。

お母さんは一緒ですが、生まれた年が違うんですね。

そのため、先住犬 対 新入りの関係性なので決して仲が良いとはいえません。

姉妹だから仲が良いかというと、必ずしもそうではないんですね。

最初はじゃれ合っていても、何かの拍子に火が付いてしまい本気でケンカしだすことがあります。

慌てて仲裁することも結構ありますね。

なので、つまるところ多頭飼いがうまくいくかどうかは、それぞれの相性の良さが大きく左右します。

飼ってからじゃないとわからない

我が家のボロニーズのように、同胎の姉妹を飼育するケースであればそれほど苦労しないと思いますが、

先住犬がいるところに新しく子犬をお迎えするケースは、実際に飼ってみて相性の良し悪しを確かめるしかありません。

保護犬であればお試し期間があると思いますが、ペットショップやブリーダーさんから購入する場合は、ありませんよね。

そしていざ飼ってみて、相性が良ければ良いですが、悪いときは別々に距離や空間を分離して飼うしかありません。

勢いで多頭飼いはしないこと!

多頭飼いは楽しいですが、その分大変なことも多いです。

お世話や犬同士の相性、飼育費用など、悩む問題も増えると思います。

ですので、1頭じゃ寂しそうだから、小さいから3頭くらい余裕かも、という考えをいったん整理し

冷静に考えてから決めることをおすすめします。

やはり私は一度飼ったら最期まで面倒を見るべきだと思っています。

1頭目の子は手が掛からなかったけど、2頭目の子がやんちゃ、おてんばで手が付けられないなんてこともあります。

だからといって安易に里親に出すのは間違っています。

多頭飼いをするときはお世話、犬同士の相性、費用など1つずつ整理して、じっくり考えて決めてくださいネ!

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