犬用のオモチャにもたくさんの種類があります。
ペットショップのコーナーで見ているとそれぞれのオモチャには目的があることがわかります。
例えばフリスビー。人間がフリスビーを投げると犬が走っていきジャンプしてキャッチします。アジリティードッグ(agility dog)と呼ばれる障害物競走をする犬が使うものです。
この記事では私が購入したオモチャと簡単な選び方を紹介します。
- 引っ張りっこロープ
- デンタルボーン
- コング
- ひも付きボール
引っ張りっこロープ/綱
「ナチュラルコットンロープ」や「デンタルトイ」など“引っ張りっこ”で検索すると出てくるオモチャの種類です。
子犬のときに人の手や家具の脚をガリガリとかじるので防止するために引っ張りっこ綱を購入しました。
目的:甘噛み防止、家具の脚かじり防止
使い方は犬がじゃれてきて人間の手などを甘噛みしてきたときに、引っ張りっこ綱に差し替えて注意をそらします。そうすることで、だんだんと飼い主の手などを嚙むことがなくなってきます。
甘噛みは成長するとケガをするレベルになるので絶対にやめさせましょう。
引っ張りっこロープの選び方のポイント
- ×小さいもの
- ×ほつれてしまうもの
選び方のポイントとしてあまりに小さいサイズよりも、Mサイズくらいの大きさがあってもいいと思います。
また綱なので安いとすぐに糸がほつれてきます。
そもそも嚙むための製品なので、丈夫な品質のオモチャを購入して下さい。
デンタルボーン
目的:甘噛み防止、家具の脚かじり防止、歯磨き
写真の下の方に移っているオレンジ色をしたプラスチック製の骨です。
ハーツというメーカーが出している「デンタルボーン」という商品で、本来の用途は歯磨き目的なのですが、うちは甘噛み防止&家具の脚かじり防止を兼ねて、与えていました。
嚙むとベーコンフレーバーなどの味がするようで、うちのワンちゃんたちは喜んで嚙んでいましたよ。
生後3か月経過してうちに来た頃すぐに与えて、毎日嚙んでいましたが、生後7ヶ月経った今でもたまに嚙んでいます。
どんなときに役立ったかというと、子犬の時はじゃれてくるのですが、同時に甘噛みしてきます。そのときにさっとこちらのデンタルボーンに差し替えると、注意が手からこちらに移るので甘噛み防止につながりました。
コング
おそらく「コング」と聞いてもの日本人の大半は何のことなのかさっぱりわからないと思います。
今から30年ほど前に飼育していたときは、存在すらしていませんでした。
コングを使う目的は以下の通りです。
- ハウスクレート誘導用
- ブラッシング嫌がり防止
- 無駄吠え防止
- 甘噛み防止
コングについては別記事にて詳しく解説しています。
ひも付きボール
目的:甘噛み防止
一般的にひものついていないボールは人間が投げて取りに行かせるなどの遊びが目的ですが、ひも付きは違います。
遠投してもいいように設計されているタイプもあるようですが、私が使用した目的は人間に対して甘噛みしたときにひも付きボールを与え、注意をそらす目的です。
甘噛みを防ぐには声で叱ったり叩いたりするのではなく、すぐに噛んでもいいオモチャにすり替えることです。
ひも付きボールの選び方のポイント
- 布製
- 弾まないもの
私の場合、ひも付きボールは遠投するのが目的ではないので布製の弾まないものを選びました。スーパーボールを思い出してもらうとわかりますが、ゴム製は弾みます。一方、布製は必然的に弾みません。