ボロニーズの温度管理について、一体何℃くらいが適切なのか?
ボロニーズの暑さ、寒さへの強弱について気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事ではボロニーズ飼育に適したエアコン設定温度について紹介します。
エアコン設定温度は通年24℃付けっ放し
結論から申し上げますと、エアコン設定温度は通年、24℃で365日付けっ放しです。
だいたい、5月~10月くらいまでは冷房の24~25℃。
11月~4月までは暖房の24℃に設定しています。
春など、エアコンを付けなくても24℃くらいになるときもありますが、
日によって気温が変わることがあり、エアコンを切っていると室温が変化したときに大変です。
22℃など少々室温が下がる分には良いのですが、反対に暑くなってしまうと熱中症になることもあり、
場合によっては命の危険にもつながります。
ゴールデンウイーク頃には夏日になることもあるため、エアコンの付け忘れにはくれぐれも注意して下さい。
ボロニーズは暑さ寒さとも強くない
白くてふわふわな毛を持つボロニーズ、さぞ温かく寒さに強い犬種だと思うかもしれません。
ボロニーズは元々貴族の抱き犬として、ベッドを温める仕事もしていました。
しかし、実はボロニーズ自身は決して寒さに強い犬種ではありません。
反対に、暑さに強いのか?といえばフワフワの毛を見ればわかるように、
涼しいわけがありません。
ボロニーズは暑さ、寒さ、共に強くないんです。
だから年間を通して24℃くらいの室温で飼育してあげる必要があるんですね。
高湿度にも気を付けよう!
気温、室温が高いとボロニーズも熱中症になる可能性が高くなります。
初心者の方でもそれくらいは想像できるでしょう。
しかし、注意したいのは高温だけでなく“高湿度”!
6月の梅雨頃から湿度が高くなってきます。
ボロニーズの飼育に適した湿度は40%程度。
60%以上になると蒸した環境になり、ボロニーズにとっては不快な環境になります。
犬は汗をかくことが出来ないため、温度調節はすべて口呼吸(パンティング)で行っています。
「ハァハァ」と常に息を切らすように下を出しているようなら、犬にとっては高温、高湿度の不快な状態です。
パンティングは暑いとき、運動したときによく見る光景ですが、犬の体にとって良いわけはありません。
できればパンティングをしないで済む環境を作ってあげることで、熱中症になる可能性を消したいですね。
まとめ
ボロニーズは暑さ、寒さとも強くありません。
快適なエアコン設定温度は暖房冷房とも約24℃。
湿度は40%ほどが良いです。
- 温度:24℃
- 湿度:40%
人間が一緒に生活するのは季節によって寒すぎたり、暑すぎることもあると思います。
そのような場合は、ボロニーズが長くいるお部屋と人間の居住スペースを分けてあげると良いです。